こんにちわ。
今日のテーマは12月10日にフルモデルチェンジされるスズキの「新型 アルト」の最新情報をまとめてみました。
スズキでは11月下旬からホームページにおいて新型特設サイト開設している
予定だと12月10日に正式発表され、12月後半には販売店に試乗車が配車されるはずだ。
今回この記事では現時点でのスズキ アルトの最新情報をまとめてみました。
新車発売予想カレンダー
年月 | トヨタ | 日産 | ホンダ | マツダ | スバル | 三菱 | スズキ | ダイハツ |
2021年 | ||||||||
12月 | ノア ヴォクシー | アルト | 新 ラガー | |||||
2022年 | ||||||||
春頃 | フェアレディZ セレナ |
ステップワゴン | マツダ6 | WRX STI | アウトランダーPHEV | アルトワークス | ||
夏頃 | シエンタ | CX-3 | ||||||
秋頃 | エルグランド | フリード | CX-5 | |||||
冬頃 | HR-V | RX-9 | スバルXV インプレッサ |
新型 アルトのデザインやエクステリア
新型
旧型
新型と旧型を見比べてみると、大きくエクステリアには変化は無さそうだ。
ただ、よく見てみると所々丸みを持たせたデザインが採用されている。
旧型と比べると少しボリューム感が増したようだ。
特にフロントと比べるとリアのデザインが大きく見える。
テールランプが下部から上のサイド部分に移設され、リアバンパーの雰囲気も落ち着いた感じになっている。
サイドを見てみるとウィンドウガラスのサイズも大きく変更されている。
新型はウィンドウガラスが拡大して視界性が良好そうだ。
この辺は好みになるが筆者の自分は旧型のが好みかな??
ボディサイズ
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 | タイヤサイズ | |
新型 | 3395mm | 1475mm | 1525mm | 4.4m | 14インチ |
旧型 | 3395mm | 1475mm | 1475mm | 4.2m | 13インチ |
ボディサイズを比べてみると、全長と全幅は変わりは無さそうだ。
全高に関しては、新型のほうが50mm高くなっている。
ただ最小回転半径に関しては旧型のほうが優秀な数字だ。
しかし、それでも新型の4..4mも優秀な数字なので問題ないと思われる。
タイヤサイズは新型になって1インチアップ。
足回りが引き締まって見えるようになった。
やっぱり個人的にアルミホイールのインチアップはとてもうれしい。
インテリア
新型
旧型
内装に関しては、新型と旧型は見比べるとあまり変わらないように見える
しかし、よく見てみるとインパネの形状が立体的になっており、ドリンクホルダーも新しく設置されている。
あと、助手席の前に小物を置けるポケットも装備されており細かな面で改良を図っている。
全高が50mm高くなったことにより、室内高が45mm旧型に比べると高くなっている。
このことにより居住性の向上も見受けられる。
また、旧型アルトも大人4人乗車しても、後席に座る人の膝先はコブシ2つ分余裕があった。
これらのことを踏まえて前後方向の長さは問題ないと思われる。
しかも、新型は全高も高くなっているのでより居住性は向上しているだろう。
エンジン
エンジンに関しての情報で新型に搭載されるのは
「直列3気筒の660cc」のエンジンだということが分かっている。
またラインナップとして従来にあった「エネチャージ」搭載に加えて新しく「マイルドハイブリッド」搭載車がラインナップされることが分かった。
それぞれの特徴に関しては下記に記載する。
エネチャージ
エネチャージには、小さなリチウムイオン電池も採用され、メーターやストップランプ、カーナビなどに電力が供給される。
いっぽうで鉛電池は、スターターモーターやエアコンなどに電源を供給する。
簡単にまとめると発電された電気を大小2つの電池に振り分けて効率を向上させることで、発電のための燃料消費量が抑えられるという機構だ。
マイルドハイブリッド
マイルドハイブリッドはモーター機能付き発電機が搭載され、減速時の発電やアイドリングストップ後の再始動、エンジン駆動の支援が行われている。
エネチャージに比べて、マイルドハイブリッドはシステムが高度化するので燃費節約の効果も大きいものだ。
燃費
燃費に関しての情報は現時点で公開されてはいない。
ちなみに現行型のエネチャージは25.8Km/Lぐらい
そのことを踏まえるとエネチャージに関しては同等か少し向上するかな??
くらいだと思われる。
マイルドハイブリッドの予想に関しては27.5~28km/L程度になるのではと考えられる。
ライバルのダイハツ「ミライース」がWLTCモード燃費は25.0km/Lなので、もしもアルトが予想の燃費ぐらいの成績を叩き出せたのなら、軽自動車の中では際立ってすぐれた燃費性能と言える。
安全装備
安全装備はかなり充実している。
「デュアルカメラブレーキサポート」
これは2個のカメラセンサーを使って衝突被害軽減ブレーキを作動させる機構だ。
また、エアバックに関してはすべてのグレードにサイド&カーテンエアバッグが標準装備されている。
旧型のアルトのエアバックは運転席と助手席のみだったのだが、新型ではサイド&カーテンエアバッグが加わり、安全性能は大幅に向上しているといえる。
他にオプションとして、
「全方位モニター用カメラ」
すれ違いの際に見えにくい死角などをディスプレイ上に表示してくれる機能だ。
ほかには「7インチディスプレイオーディオ」などを装着することができる。
このように、新型アルトでは、標準装備やオプションを含めて装備内容が大幅に充実している。
オプションによっては高級軽自動車のような感じにすることも可能そうだ。
価格
※あくまでの予想価格
エネチャージ搭載車
・A:959,000円
・L:999,000円
マイルドハイブリッド搭載車
・ハイブリッドS:1,079,000円
・ハイブリッドX:1,299,000円
グレード別標準装備
※あくまで予想
A
・デュアルカメラブレーキサポート
・誤発進抑制機能
・エアバッグ(運転席、助手席、サイド、カーテン)
・エネチャージ&アイドリングストップ
・マニュアルエアコン
・パワーウィンドウなど
L
※Aの装備内容に加えて
・電動格納式ドアミラー
・14インチフルホイールキャップ
・カラードドアハンドルなど
ハイブリッドS
※Lの装備内容に加えて
・マイルドハイブリッド
・エコクール
・カラードドアミラー
・エアコンルーバーガーニッシュ(装飾)など
ハイブリッドX
※ハイブリッドSの装備内容に加えて
・LEDヘッドランプ
・イモビライザー(盗難防止機能)
・キーレスプッシュスタート
・エアコンのフルオート機能
・全面UVカット機能付きガラス
・運転席シートリフター
・チルトステアリング
・14インチアルミホイール
・後席ヘッドレストなど
見どころは、価格が最も安いであろうAにも、「エネチャージ」や「エアバッグ」が標準装備されている。
ちなみに最上級のハイブリッドXは「マイルドハイブリッド」や「LEDヘッドランプ」、「キーレスプッシュスタートスイッチ」、「アルミホイール」などが標準装備されている。
装備を充実させると、機能面は向上できるがデメリットとして車両価格が高まってしまう。
旧型のアルトオーナーはきっと価格には敏感なのでただの値上げではきっと購入には至らない。
そこで戦略や企業努力として上記のような値段が設定されたと考えられる。
ちなみに、スズキ「アルトラパン」の最上級グレードであるXは、サイド&カーテンエアバッグやマイルドハイブリッドを採用せずに1,448,700円という価格である。
そこを考えれば、このアルトの値段はとっても頑張っているのではないか??
個人的には注目の自動車である。
まとめ
旧型のアルトは、ビジネスユースを視野に入れた実用指向の強い感じの車種だったのだが、新型ではさまざまな面において、大衆感が加わっている。
このデザインや内装にモデルチェンジしたことによって幅広い層をターゲットにした感じか??
メーカーとしてアルトのユーザー層を拡大を狙っている感じが見受けられる。
個人的な意見として最近の軽自動車は高額化が進んでいるので、低価格帯のアルトは頑張ってもらいたい。
また、軽自動車は今後、厳しい「2030年度燃費基準」に対応しなければならない。
現在のマイルドハイブリッド技術では、基準値をクリアできないと考えられる。
そうなれば、マイルドハイブリッド車はさらなる燃費の向上が求められ、20万円程度の値上げが予想される。
全体的な車の価格が高騰化の懸念があるので、是非がんばってもらいたいです。