NS-1 クーラント漏れ

なんでも相談室事例紹介

なんでも相談室事例紹介 NS-1 クーラント漏れ 編

今回のお客様は高校生のバイク初心者さん。

話を聞くとホンダのNS-1を所持しているが、クーラント漏れが激しく乗れる状態では無いということでした。

古いバイクにクーラントの漏れは結構多い事例ですね・・・
事前に予防整備として消耗パーツを変えておけば防げることだと思いますが、これが中々難しいと思います。

今回事例紹介ということで、原因の究明から結果まで書いていきたいと思います。

クーラントの漏れの原因探し

写真とか見てどこか原因分かりますか?

写真だけではわかるとは言い難いですが、冷却水漏れの多くはホースのジョイント部もしくはラジエーター本体の劣化、又はホースの劣化からの穴??
これが主な原因だと思います。

写真見してもらってもよろしいですか?

RYO

( ´ ▽ ` )つスッ(写真)

写真確認中・・・・

RYO

やっぱりちょっと写真と動画だけだとハッキリは言えないですね…
申し訳ないです。
ただ治すにしても、色々アドバイスは出来ると思います。

冷却水は空にはしてないですよね??
あと水温計はどうですか?

RYO

冷却水は現状からの状態で放置してあります

入れた方がいいのでしょうか?

水温計ついてないのかバッテリーが弱いせいかアクセルひねると点灯します。

今は乗っていないので冷却水入れなくてもいいかと思っていたのですが常に入れとくべきですか?

こういう感じで原因究明の為に色々会話をしていきました。

そして、色々動画や写真を確認していくうちに気づきました。

マフラーのフランジと、エンジンのヘッドから冷却水が漏れてる・・・

もうこうなると確定ですよね。

ヘッドガスケットは抜けてる感じです。・・・

こんな感じで原因は何となくわかりました。

修理方法 必要工具 必要部品

この方はバイク初心者の方でしたが、自分で修理しようと思っていました。

なので、まず必要工具を簡単に説明しました。

プラグレンチも持っていなかったのでプラグも外せません。

なので、21ミリのプラグレンチを教えました。

あとは一通りの工具セットやパンタジャッキがあると便利です。

ちなみにこのSK11の工具セットは自分の一押しです。

ちなみにガスケット関連のリンクも紹介しました。

結果

ツイートでの噂で見ましたがバラした結果、ヘッドガスケットもマフラーのフランジガスケットも入ってなく液体ガスケットが塗られていたそうです。

古いバイクほど、たまにいい加減な整備を見ることがありますが、これはひど過ぎます

基本バイクのガスケット関連は再利用できません。

バラしたらしっかり新しいのを付けましょう。

エンジンに重大なダメージがあるか分かりませんが、壊れてないのを願っております。

まとめ

今回は「なんでも相談室」のお客様ということで事例紹介させていただきました。

是非、皆様も興味がありましたらご相談お待ちしおります。

できるだけ答えようと思います。

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