キャリィトラック(DA63T)

DA52T DA63T 前期~後期の違いを詳しく解説(10代目キャリイトラックの歴史を振り返る)

DA63T型キャリイトラック、10代目のキャリイトラックでこの型は12年続く大ベストセラーモデルである。

この10代目キャリイトラックは1~6型まであり今回の記事では、この10代目キャリイトラックを詳しく歴史順に詳しく解説していこうと思う。

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DA52T/DB52T (1型) 前期

da52t

1999年1月にフルモデルチェンジ

車体を拡大するとともにセミキャブオーバータイプとなる。

フロント部にボンネットを設け、前輪の取付位置を前方に移動した新ボディレイアウトを採用。

また、安全性の向上ということで運転席SRSエアバッグをメーカーオプションとして設定している。

エンジン

エンジンは性能の向上と低燃費の両立を実現。

車体の軽量設計に加えエンジンの改良。
日常使用での力強さと低燃費を両立を実現。
また、低価格で実用域での低燃費と扱いやすさを実現した新開発Siターボ(SOHC6バルブターボエンジン)搭載車を設定した。

エンジンの型式は「F6A型」

ターボ車に続き自然吸気の4WD車もEPI化するしているが、自然吸気の2WD車は従来のキャブレターである。
AT車は「ターボ(パワステ付)」のみに設定されている。
ターボは60psから56psになった[6]

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DA52T/DB52T (2型)

1999年11月マイナーチェンジ

荷台の長さが競合他車に比べ短く不評だったため、キャビンを短縮して荷台を延長したがその分、居住性が少し犠牲になる。

フロントのエンブレムはSからSUZUKIに変更された。

排ガス規制の強化に伴いキャブレター仕様が廃止され全車EPI化

快適装備 内装変更点

  • 便利なシートバックポケット、カップホルダーを全機種に標準装備。
  • KC、ターボ、農繁キャリイに座り心地のよいファブリックシートを採用。
  • ドアの内張りに、KAはドアポケット、ドアアームレストを採用、KA以外の機種については成型ドアトリムを採用し、質感を高めた。
  • 防錆鋼鈑の使用部位を拡大し、防錆性能を強化。
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DA52T/DB52T (3型)

2000年5月 一部改良のマイナーチェンジ

主な変更点

  • ラジオ付で55万5千円(2WD5MT車)からのお買い得仕様車「KU」を新しく設定。
  • 運転席・助手席エアバッグ+ABS+シートベルトプリテンショナーをセットでメーカーオプション設定した。(農繁キャリイは、運転席・助手席エアバッグ+シートベルトプリテンショナーをセットでメーカーオプション設定)
  • ターボエンジン搭載車が廃止

特別仕様車「KUスペシャル」の発売

2001年2月、特別仕様車「KUスペシャル」を発売した。

特別仕様紹介

  • 快適なエアコン、パワーステアリングを標準装備した。
  • シート表皮にファブリック、ドアトリムは成型タイプを採用、さらにドアトリムの内張りにもファブリックを採用し、内装の質感を高めた。
  • 乗り降り時に便利な乗降グリップを運転席と助手席に装着(Aピラーに装着)、さらに助手席には乗車中に掴まるアシストグリップも装着(天井付近に装着)。
  • 便利な間欠ワイパー、シガーライターを設定。
  • 車体色は、白色と銀色を設定。

引用元 スズキ

DA62T(4型) 中期

da62t

2001年9月一部改良

エンジンが変更されオールアルミDOHCエンジンとなる。

エンジン型式「K6A」

エンジンが変わったことにより「優-低排出ガス車(☆☆)」認定を取得している。

耐久性や扱いやすさの向上

  • 左右ドアにサビに強い防錆鋼板を新たに採用、荷台全面には継ぎ目のない一体成形の亜鉛メッキ鋼板を採用するなど、車体表面積の約90%に防錆対策を施し、耐久性を向上させた。
  • 最小回転半径を4.1mから3.8mに変更し、狭い場所での扱いやすさを一層高めた。
  • 新デザインのインストルメントパネルを全車に採用。手が届きやすく使いやすい位置に豊富な収納スペースを設置し、また、ダイヤル式空調スイッチを採用するなど、日常での使い勝手や快適性を向上させた。
  • 荷台ステップを新たに採用。荷台まわりの作業効率向上に役立つ。
  • デフロック機構、みち板引掛式リヤゲート、リヤゲートチェーン、アッパーメンバーガード、バックブザー、荷台作業灯などを装備し、特に農作業に利便性の高い「農繁セレクション」を「KU」に設定した。

引用元 スズキ

DA63T(5型)  後期

2002年5月ビッグマイナーチェンジ。
エクステリアが大幅変更になっているので、実質フルモデルチェンジに近い。

軽トラックでは唯一となる分離荷台を採用したことで衝撃を低減し、補修による交換も容易。

ダッシュボードスピーカーは廃止されドアスピーカー取付け部を設置した。

グレード体系に「KC」が復活。いくつかの仕様も設けられ、「KC」と「KCパワステ」の4WD・5速MT車には「農繁仕様」を、「KC」には穴あきサビ5年、表面サビ3年の長期サビ保証をつけた「重防錆仕様」、「KCエアコン・パワステ」の2WD・5速MT車には地上高605mmの低床荷台とした「低床仕様」を設定した。また、この代よりフロントバンパーには塗装はがれの心配がない白色樹脂を使用している。引用Wikipedia

DA63T(6型)

一部改良

「KC」シリーズ全タイプでバッテリーカバーを追加し、AM/FMラジオを採用。「KU」を含む全車に運転席シートバックポケットを装備した。

主な変更点

  • バッテリー本体を保護する、バッテリーカバーを装着した。(KUは除く)
  • 災害時の情報網として普及してきたFM局を選局可能な、AM/FMラジオを採用した。(KUは除く)
  • A4ファイルや地図が収納可能な、運転席シートバックポケットを採用した。

引用 スズキ

DA65T

主に農家を対象とし、フルキャブ・ショートホイールベースを採用し、旋回等の取り回し性に優れた「FC」シリーズ[DA65T]を追加

このモデルは過去記事にて詳しく解説しているのでそちらをどうぞ。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は10代目キャリイトラックの歴史や見分け方をまとめてみました。

大きく分けて1~6型まであるこの10代目キャリイトラックを見分けるのは大変だと思います。

各特長を照らし合わせ是非有効活用してください。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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