結論から言うとDA65Tは農家の人たちを対象とした、ショートホイールベースで旋回性に優れたキャリイトラックのことです。
今回はその農家ベースのDA65Tと通常モデルのDA63Tの違いをまとめていきたいと思う。
DA65Tの特徴
2005年、農家を対象としたショートホイールベースで旋回性、取り回しの良い「FC」シリーズを発売した。
発売した「FC」シリーズのグレードの「ショートホイールベース車」は、狭い畦道等を多用する農業従事者等の用途に合わせた「小回りが効く軽トラック」である。
ショートホイールベース車の主な特長
ショートホイールベース車の特長
- 当時の軽トラックトップの最小回転半径3.6mを実現。
- 内輪差の縮小により、狭い曲がり角でもスムースな運転が可能。
- ホイールハウスが足元に無いため足元空間がゆとりあるペダルレイアウトにより快適な乗降性を実現。
- 後輪サスペンションに4枚リーフスプリングを搭載。
- 「農繁仕様車」はデフロック機構を標準装備。
最小回転半径3.6m
前輪のタイヤが少し後方側によったことによって、ホイールベースが短くなっている。
これによって最小回転半径がクラストップクラスを実現した。
ホイールハウスの移設
前輪のタイヤの移動によってホイールハウスが通常モデル(DA63T)と違ってお尻側に移動している。
このことから運転手の足元がゆとりある空間を生み出すことを実現した。
「農繁仕様車」はデフロック機構を装備
ぬかるみからの脱出に威力を発揮するデフロック機構
「農繁仕様車」 のグレードにはデフロック機構が装備されている。
DA65Tの主なグレード一覧
主なグレード
- FC
- FC エアコン パワステ
- FC 農繁仕様
- FC 農繁仕様 エアコン・パワステ
標準グレードの「FC」をベースにエアコン パワステ、デフロック
この装備が欲しいかでグレードを決めたらよい。
とてもシンプルで分かりやすい、グレードの分け方だと思う。
まとめ
DA63T
ロングホイールベースと重量バランスの良さで走行安定性が高いセミキャブ型
5速マニュアルと3速オートマチックが選べる
DA65T
ショートホイールベースで小回りがきき、ペダルレイアウトが横に広いFCフルキャブ型
5速マニュアルのみ
全車4枚リーフスプリングが標準装備。乗り心地を気にされる方はご注意。
上記で分かるように、その人の用途によって選べるようになっている。
もちろん見た目も違うが、好みのグレードを見つけよう。
最後に、この記事を読んでくれてありがとうございました。是非関連記事もお読みください。