お車のサイドスリップ調整をする際等に、タイロッドやステアリングロッドのロックナットを緩めます。
このロックナット、たまにめちゃくちゃ硬いのがあります。。。
タイロッドやステアリングロッドは、車高を変えた際などにも調整する部分かと思います。
経験者は分かるかと思いますが、スパナかモンキーレンチを使うしかないのですが、本当に硬いロックナットだと、緩まずにニュルっと滑り(舐め)ます。
そこでオススメの、滅多に滑らない(舐めない)モンキーレンチがSnap-on アジャスタブルレンチ です!!
モンキーレンチとは
モンキーレンチとは、簡単に説明すると"口幅の調整が可能なスパナ"といったところでしょうか。
ナットのほとんどは、メガネレンチやボックスを用いて開け閉めします。
しかし下の写真のようなナットはどうでしょうか?
これは冒頭でお話していたタイロッドのロックナットです。
こちらのナットにはメガネレンチやボックスも使えませんよね(´Д` )
こんな時に、ナットに合わせて口幅が調整できるモンキーレンチが便利です。
モンキーレンチの弱点
口幅が調整できるのはモンキーレンチの特徴です。
しかし、口幅調整可能な故に背負う弱点があります。
それは"遊び"です。
写真○の「ウォーム」をくるくる回すと、○の「下アゴ」が上下するのですが、どうしてもこの「下アゴ」がカタカタ遊びます。
ナットに合わせて口幅を調整しても、下アゴが遊ぶせいで、硬いナットだとニュルっと滑ってしまうことも珍しくありません。
Snap-on アジャスタブルレンチ はモンキーレンチの弱点を見事にカバー!
本品は、モンキーレンチの弱点である"遊び"をそこまで感じさせません。
さらに、写真では見づらいですが、上アゴと下アゴにギザギザな歯がついております。
このギザギザな歯が、挟み込んだナットやボルトをガッチリとホールドしてくれます。
肉厚なボディで、握った瞬間に上質さが伝わってきます。マジです。。。
どうですか?このルックス。
タダ者ではない風格を感じます。
赤いグリップがイカしてます。
写真では伝わりませんが、実物はもっとギラギラとメッキの光沢も素晴らしい一品です。
余談はさておき、
整備士時代、私は本品を手にしてから、タイロッドのロックナットで苦戦することは無くなりました。
その他固まったボルトやナットも沢山外してきたツールです。
使っていて思ったのですが、
加えた力を無駄なく伝える構造になっていると感じました。
他のモンキーレンチを使った時よりも、明らかに楽です。
そしてグリップの握り心地も素晴らしいです。
ラインナップは3種類
- 6インチ
- 8インチ
- 12インチ
ちなみに私は8インチを使っていました。
最後に
本品のことは、全ての工具をSnap-onで統一している先輩から教えてもらいました。
私「うわーこのタイロッドロックナット硬すぎ。。。」
先輩「お~いぃ~!これ使ってみ~いいぞ~!」(こんな性格)
Snap-onの工具は、どれも高級な物ばかりで、本品もなかなかいい値段です。
しかし、本当に素晴らしい握り心地と、力の入れやすさから、思い切って購入しました。
見た目もカッコイイので、チェーンをつけて首からぶら下げるのもありかと思います。
本当に素晴らしいモンキーレンチです!
かなりオススメです!!